“与えるばかり”から卒業する、自分軸で人間関係を整えるヒント
人間関係からは逃げられないからこそ、しんどさに気づいてほしい
家族、友人、職場の人、ママ友、ご近所さん――
どれも、生きていく上で避けては通れない人間関係。
しかも、相手との関係性によって、立場や役割がガラッと変わるから、余計に気を遣うし、しんどくなる。
そしてその中で、「優しい人」「頼れる人」「気が利く人」と思われるあなたほど、
気づけば【人のサポート役】になっていませんか?
気づかないうちに「いい人の仮面」で疲れ切っていない?
「誰かの役に立つ自分でいたい」
「助けを求められると断れない」
「期待に応えなきゃ」
…どれも、決して悪いことではないし、あなたの優しさの証です。
でもその優しさが、知らず知らずのうちに「自分を後回しにするクセ」になっていたとしたら――?
どれだけ誰かの役に立っていても、
本当の自分の心や体が疲れ切ってしまっていたら、
いずれ立ち上がる元気さえなくなってしまいます。
主語を“自分”にしてみると、世界の見え方が変わる
では、どうすればこの疲弊のループから抜け出せるのでしょうか?
それは、
「自分を磨くために、目の前の人に関わっている」
「誰かの役に立つことで、自分をアップデートしている」
そんなふうに、「誰かのため」を「自分のため」に変換してみることです。
一見、似ているようでいて、この2つの考え方は大きく違います。
「誰かのため」…主役は相手。自分は裏方で尽くす立場。
「自分のために相手の役に立つ」…主役は自分。どう関わるかの主導権は自分にある。
自分の主語で考えることで、「やらされている」「我慢している」感覚がスッと薄れ、
関わりの中に自分の学びや意味を見出すことができるようになります。
“いい人”を卒業して、“心地いい自分”を取り戻そう
優しさは、無理をするためのものではありません。
人に尽くすことも、自分をすり減らすためのものではありません。
あなたの優しさを、ただ「疲れやすい性格」で終わらせないために。
今日から少しだけ、“自分のために”を主語にした人間関係を意識してみませんか?
それは、我慢を手放して“わたしらしく”生きるための第一歩になるはずです。
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